2009-01-01から1年間の記事一覧

クリスマスはフォークナー

いつの間にか岩波文庫のリチャード・ライトの『ブラック・ボーイ』上下巻が復刊されてる! 就活で読書量がめちゃくちゃ減ってるうえに、すでに数冊積ん読してるから読めるとしても就活後だなぁ…。 とりあえず今読んでる『八月の光』をクリスマスまでに読み終…

最近気づいたこと

・入社3年目とかの人は景気が良いときに就活してるので、そういう人から就職活動の話を聞いてもあまり参考にならない(笑) 就活話ならひとつ前の氷河期である30代に聞くのがベター。 ・どうやら俺は(浪人してるにも関わらず)同じ大学3年からはタメに見えな…

最近になってやっとスガシカオの良さがわかってきました。

最近トラッドな要素とブラック(というかヒップホップ)な要素をミックスしたファッションに惹かれています。 BDシャツとかチノパンとかチャッカブーツみたいなトラッドなアイテムを使ってて、サイズ感もいわゆるB系とは違ってルーズじゃないんだけど、色使…

切羽詰まってきたからか、自分には意外な行動力があることに気づき驚く…

就活でゆりかもめに乗るとは…。汐留とか東京の臨海地区って似たようなガラス張りの高層ビルばっかだな。歩いてると明らかな場違い勘に苛まれるw なんで企業ってそんな採る気もないのにこんなに大勢集めるんだろうか

ここ最近忙しすぎて放置してもう1ヶ月以上かぁ。 「おもしろくて、ためになる」モノを作るためには、自分が面白い人間であることは当然必須なわけです。 どうみても向いてないです。本当に(略)大学は出たけれど [VHS]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売…

ここ一ヶ月に観た映画メモ

ハード・デイズ・ナイト [DVD]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 2001/11/21メディア: DVD クリック: 6回この商品を含むブログ (22件) を見る期待はずれににつまらない擬似ドキュメンタリー。冒頭のシーンで期待は最大限に膨らむが、その後はしぼん…

日本のBlack Face

メディア文化論―メディアを学ぶ人のための15話 (有斐閣アルマ)作者: 吉見俊哉出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2004/04メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 312回この商品を含むブログ (39件) を見る吉見先生の本。 ・マクルーハン、エイゼンスタイン、ベン…

ついに

就活がはじまってしまった(汗)自己分析もロクに出来てないのにw 来週のアメリカ文学史テストのために『ハックルベリーフィンの冒険』を読み直してました。 初めて読んだのは中2の時で、そのときはオハイオ川がどこを流れているかも南北戦争以前という時代…

黄金期オールスターズ

メンツがすごい。CLスムースの着てるTシャツもすごい

最近読んだもの

近代文化史入門 超英文学講義 (講談社学術文庫)作者: 高山宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/11メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 93回この商品を含むブログ (47件) を見るたまたま本屋で目に入って面白そうなので買ってみたら、めちゃくちゃ面白…

インターン終了。新橋で飲む機会は当分なさそう。

『明治メディア考』

明治メディア考作者: 加藤秀俊,前田愛出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2008/12/11メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 10回この商品を含むブログ (12件) を見るまずは、人と人をつなぐものとしてメディアを定義する。 新聞、雑誌といったマスメディア…

不本意ながら1dayインターンをブッチしてしまい、またまた暇な今日一日。

ヒマジン

インターンも無事終わり、今日は本読んだり、映画観たり久々に家でゴロゴロ。。。 YouTubeでSoul/Funk系のライブ映像をひたすら観てたら、勉強になるサイトDJ Funktual on HubPagesを発見。DJ Funktualという人のサイトです。 この人YouTubeに"Top 10 Sample…

R.I.P MICHAEL JACKSON!

いまさらですが…。 初体験は小学校の頃にテープがすりきれるほど観た『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989年)のカフェシーンでのマイコー。"Beat It"が流れる2015年のカフェではモニター上のマイケルがウェイターとして登場して注文を聞くという…

『シド・アンド・ナンシー』(86年)

シド・アンド・ナンシー [DVD]出版社/メーカー: 東北新社発売日: 2001/10/25メディア: DVD購入: 2人 クリック: 35回この商品を含むブログ (50件) を見るセックス・ピストルズにもシド・ヴィシャスにもちっとも思い入れはありませんが(ジョン・ライドンはそ…

スラムドッグ$ギャングスター

GWに『バーン・アフター・リーディング』を観ようと思ってて、その予習のため、『オー・ブラザー』、『バーバー』、『ノー・カントリー』とまだ観てなかったゼロ年代のコーエン兄弟作品を立て続けに見るも、結局『スラムドッグ・ミリオネア』を観に行って…

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『アメリカン・グラフィティ』、『グリース』…この3つの映画の共通点は?

そう!1950〜60年代初頭という古き良きアメリカを舞台にした青春映画ですね!笑昨年までのアイビー〜プレッピーの系譜に連なるアメトラ(アメリカン・トラッド)の流行は一段落し、今年は無骨さや不良っぽさ(?)を強調したフィフティーズなスタイルが雑誌…

心の哲学

マインド―心の哲学作者: ジョン・R.サール,John R. Searle,山本貴光,吉川浩満出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 81回この商品を含むブログ (90件) を見るジョン・R. サール『マインド―心の哲学』読了。メモ…

ワッツタックス

今日久々にタワレコに行ったら1972年の黒いウッドストックことWattstaxの3枚組DVDが!ネットで調べたら先月出たばっかだそう。昔でた別バージョンもありますがそちらはライブDVDというよりはドキュメンタリー映画(1973年)でライブ映像は少なく微妙な模様。…

仲正 昌樹『集中講義!アメリカ現代思想―リベラリズムの冒険』

を読んだので簡単にメモ。 アメリカ現代思想、具体的にはリベラリズムを中心とした「自由」、「平等」、「公正」、「正義」といった概念をいかに把握し、理想的な社会制度を構築していくかといった戦後アメリカの法哲学・政治哲学の議論の流れを簡単に説明した本です…

響きと怒り

フォークナー『響きと怒り』(1929年) を読み終わる。 ミシシッピ州の架空の町ジェファソンを舞台に、淫蕩生活を送るビッチな長女キャディの堕落により加速される南部の名家コンプソン家の没落が描かれる。 第1、2章の上巻と第3、4章の下巻に分かれた岩波文…

サブカルチャー神話解体

宮台真司ら『増補 サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・性の変容と現在』を読んだ。 高校時代に読んだ時は、あまりの情報量の多さに大まかな流れを追うだけで満足してしまったのですが、数年前に文庫化されたので再び読んでみようかなと。 少女カル…

『白鯨』再び

巽孝之著「『白鯨』アメリカン・スタディーズ」を読んだ。 ジョン・ヒューストンによる映画版についても言及されており、短くかつ平易な語り口でとても読みやすい(薄い本なので1日で読めてしまいます。)ので数ある『白鯨』評論からこれをセレクト。『白鯨…

チェンジリング

渋谷でクリント・イーストウッド監督『チェンジリング』を観る。実際にあった事件を基にしているとは驚き。 「警察権力の腐敗」というここ最近の自分内フィルム・ノワールブームにもリンクする主題が生々しく描かれてつつも、そうした警察や精神病院といった公…

映画版 『白鯨』

ジョン・ヒューストン監督『白鯨』(1956年)を観たので、気付いたことを短めにメモ。 ジョン・ヒューストンは『マルタの鷹』などフィルム・ノワールの傑作を多く残した監督です。(ジャック・ニコルソン主演『チャイナタウン』(1974年)での彼の悪役っぷり…

白鯨

ようやく『白鯨』(1851年)を読み終わる。2月28日に読み始めたと書いてあるから約3週間もかかったとは遅読にもほどがあるなw本を速く読める人がうらやましいです。モービー・ディックという巨大な鯨を捜し求める海洋アドヴェンチャー、もしくはモービー・…

宮本から君へ

教習所やらTOEICやら合宿やらで忙しさにかまけてだいぶ久々な更新です(汗)定本 宮本から君へ 1作者: 新井英樹出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2009/01/17メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 41回この商品を含むブログ (52件) を見る『定本 宮本から君…